プロテクト乳酸菌の特徴は

プロテクト乳酸菌とはS-PT84株のことで正式名称が「ラクトバチルス属ペントーサス種S-PT84株」といいます。
この乳酸菌は特に免疫力をアップさせることでも有名で、インフルエンザの予防やアレルギー症状の軽減に効果を発揮します。
免疫力を活性化させる成分は細胞壁にあり、その細胞壁が他の乳酸菌よりも群を抜いて厚いということで細胞壁に守られている乳酸菌、プロテクト乳酸菌と名付けられました。
このプロテクト乳酸菌について、特徴やその効果を詳しくご紹介します。

プロテクト乳酸菌とは?

某大手飲料メーカーが従来の菌よりもっと強く、もっと力のある乳酸菌を求め、京漬け物のしば漬けの中に発見した植物由来の乳酸菌がS-PT84株乳酸菌です。
このS-PT84株乳酸菌を研究開発し、「ダブルバリア製法」という技術により細胞壁の厚みを2倍、免疫活性成分を2倍にするというさらにパワーアップさせたものがプロテクト乳酸菌です。

この乳酸菌は他の乳酸菌と比較して、優れた特徴を備えています。

1.細胞壁が厚いため免疫力活性化が高い

先にも紹介しましたが、この乳酸菌の1番の特徴は細胞壁が厚いことです。
一般的な乳酸菌の細胞壁の厚さは約40~50nm(ナノメートル)ほどですが、プロテクト乳酸菌の厚みは約60nm以上と、他のどの乳酸菌よりも厚みがあることがわかります。
細胞壁が厚いということは、実は免疫力活性化に関わってきます。
サントリーの研究によると、乳酸菌の各パーツ(細胞壁、細胞内物質、核酸)の中で免疫力を高めているのが細胞壁だと分かりました。
細胞壁自体が免疫力活性化成分ということです。
そのため、細胞壁が厚いプロテクト乳酸菌は免疫力活性化成分が多く、免疫力活性化が高い乳酸菌ということになります。

2.腸まで生きて届く

プロテクト乳酸菌は植物性の乳酸菌ですので、動物性の乳酸菌に比べて栄養素が少ない環境でも生きていくことができる強い生命力を備えています。
その上、強固な細胞壁に守られているため、胃酸や熱に負けることなく生きて腸まで届くことができます。
この特徴からも、腸内の免疫細胞を活性化することがわかります。
プロテクト乳酸菌の特徴をまとめると、免疫力を活性化させる働きが優れているということになります。

プロテクト乳酸菌の効果

このように、優れた免疫力活性化のおかげで、様々な効果が期待できます。
サントリーでは以下の試験を行い、それぞれに有益な結果を得ています。

インフルエンザの予防

プロテクト乳酸菌(1日1億個)を与えたマウスと与えなかったマウスにインフルエンザウイルスを投与し、14日後の発症率を調べました。
すると、与えなかったマウスではほぼ100%発症しましたが、与えたマウスでは0%という結果が得られました。
さらにインフルエンザのワクチンの効果を増強することも確認され、インフルエンザの予防に効果があることが分かっています。

アレルギー症状の軽減

アレルギー症状を誘発させたマウスの試験で、プロテクト乳酸菌(1日10億個)与えたマウスと与えなかったマウスで、与えたマウスはアレルギー症状が軽減されることがわかりました。
アレルギー症状を引き起こす要因としてIgE抗体の過剰産生がありますが、そのIgE抗体を産生するのがTh2細胞といわれる免疫細胞です。
Th2細胞が増えることによってアレルギー症状を誘発しますが、それを抑制するTh1細胞を活性化することがわかっています。

抗ウイルス作用の向上

30〜60代の男女による試験で、プロテクト乳酸菌を摂取したグループは、摂取していないグループよりもウイルスに抵抗する力が上がるという結果になりました。
プロテクト乳酸菌を摂取することで、ウイルスから身を守るNK細胞やインターフェロンαの分泌量が増えることもわかりました。

ストレスによる免疫力低下を軽減

マウスによる試験で、ストレスを与えたマウスと与えなかったマウス、さらにプロテクト乳酸菌を与えてストレスを与えたマウスでは、ストレスを与えなかったマウスと同等の免疫力を維持していることがわかりました。

免疫力活性化が特徴

プロテクト乳酸菌の最も優れた特徴は、細胞壁が他の乳酸菌より群を抜いて厚いことによる、免疫力活性化であることがわかりました。
この免疫力活性化により、特にインフルエンザの予防やアレルギー症状の軽減に効果が期待できます。
その他花粉症やアトピーなど免疫が関わること全般に効果を発揮する乳酸菌になります。
プロテクト乳酸菌は、強固な細胞壁により胃酸から乳酸菌を守るという意味で名付けられましたが、免疫力をアップしウイルスやストレスから身を守ってくれる乳酸菌としてもその名前にふさわしい乳酸菌といえますね。